私たちTHE NORTH FINDERは、写真の力で北海道の魅力を発信することを通じて北海道を応援するとともに、北海道における写真文化の振興発展に貢献することを目指しています。

目的

NPO法人北海道を発信する写真家ネットワークは、北海道をテーマとする写真作品を通して、北海道の魅力をあまねく伝え、写真文化・写真家への社会的理解の醸成と 写真芸術の活性化に寄与することを目的として活動しています。(定款第3条より)
(特定非営利活動促進法(第2条別表)上の活動区分:学術、文化、芸術又はスポーツの振興を図る活動)

設立趣旨

1.趣旨

北海道は6つの国立公園、4つの国定公園、14の道立自然公園、12のラムサール条約登録湿地を擁するなど、四季が明瞭な美しい自然環境を誇ります。また豊かで且つ厳しい自然環境と共生してきた独自の歴史と生活文化を持っています。これらの北海道の魅力は幅広い写真作品を紹介する機会を増やすことで、より広く深く伝えることができると考えます。
欧米諸国では、家族の写真・自分が撮影した写真など好みの写真を自宅やオフィスに飾ったり、写真家の作品が美術品としての評価を得て収集対象として取引されるなど、写真は生活文化の一部として、また芸術として広く社会に根ざしています。一方日本における写真文化及び写真家に対する社会的理解は、残念ながら欧米諸国に比べて著しく低いのが現状です。常設の写真美術館設置や作品の流通環境の整備などを通して写真作品に触れる機会を増やすことが写真文化の発展に重要な役割を占めると考えます。
我々は、北海道をベースに活動する写真家による、北海道をテーマとした写真作品を広く社会に紹介する活動を活性化することによって、上記の課題に一定の進展を与え、且つ北海道の産業・文化の振興の一助となりうるのではないか、と考えました。
具体的には「全道各地に居住する写真家が結集し、各地の自然はもとより風土・文化・生活・産業・遺跡などをテーマとした写真作品を国内外に広く伝える」ことにより、以下の効果を得ることができると考えています。
・北海道への理解やイメージを高め、北海道観光の活性化・移住の促進等に寄与する
・地域情報の発信や地域間交流のきっかけとなりうる
・写真文化・写真家に対する社会的理解の醸成を促し、写真芸術の発展に寄与する
北海道を舞台として、北海道の照明役を担うことで、北海道と写真文化の発展に寄与し、次世代の担い手である子供や若者たちに「北海道」と「写真文化」を継承したいと願います。

2.NPO法人設立までの経過・設立の理由

北海道をベースにする写真家は、従来より写真作品を通して北海道の魅力を表現する活動に打ち込んできましたが、個々の活動により得られる成果には限界がありました。より良い成果を得るべく、力を結集して活動を拡大したいと考えています。
個々の活動から、特定非営利活動法人を設立して新しい活動に展開することで、団体としての社会的な信用度が増し、北海道と写真芸術の魅力をより広く深く多くの方々に発信できると確信しています。具体的には
・社会的な信用度が増すことにより、展示会・HPなどでの集客効果が高くなるので、飛躍的に発信力が強くなる
・ 法人としての信頼性に基づいた行政との確実な連携を図ることが可能となり、関係各分野に対してより積極的な活動を行える
・ 法人としての信頼性が増すことで、展示会の運営等に対しての、有志・産業界からの大きな支援が期待できる
特定非営利活動法人化により関係各団体等との連携を図り、これらのメリットを享受し、より効果的に設立の趣旨を具現化したいと考えました。

平成18年12月26日